閑静な住宅街を進んでいくと、視界が一瞬にして華やいだ。阪急岡本駅近くの岡本南公園(神戸市東灘区岡本5)。園内には春の色合いが満ち満ちていた。
愛称は「桜守公園」。桜の研究や保護に生涯をささげ、小説「櫻守」のモデルとなった故笹部新太郎氏の邸宅跡を、市が1981年に整備した。今ではササベザクラやヤエベニシダレなど10品種約30本が植えられている。
ランドセルを背負った子どもの姿もちらほら。もうすぐ新1年生になる長女(6)と訪れた女性(42)=同区=は「9日の入学式には散っているだろうし、記念撮影をしたくて」と笑顔でレンズを向けていた。(辰巳直之)











