新型コロナウイルスの感染が全国で広がる中、29日に告示された兵庫県高砂市長選。立候補した2新人の陣営は、マスク着用や消毒液の手配など対策に余念がない。大勢を屋内に集める個人演説会は控え、握手の代わりに「肘タッチ」をするなど異例の選挙戦が始まった。
北野誠一郎氏(58)は出陣式で、自分からは握手せず、支持者に頭を下げて回った。「感染拡大は深刻化している。危機管理能力が問われている」と訴えた。
一方、都倉達殊(たつよし)氏(60)の出陣式でも、スタッフや支持者はマスク姿。都倉氏は訪れた人たちと笑顔で肘を突き合わせ、「お願いします」と声を掛けた。
両陣営とも2月下旬から屋内集会を中止し、街頭演説やインターネットを使った発信に力を入れてきた。告示後も屋内での演説会は開かない。ある陣営スタッフは「小まめな街頭活動が鍵になる」と話す。
市選挙管理委員会も、感染防止に追われる。30日に始まる期日前投票では、鉛筆の持参を認め、記載台を定期的にアルコール消毒する。(斉藤正志)
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