新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが不足する中、兵庫県と友好関係にある中国・広東省と海南省が、医療用マスク計75万枚を県に寄贈した。
県が2月上旬、両省に贈ったマスク約100万枚に対する返礼で、感染症対策に使う高性能のマスク5万枚が含まれているという。
県は感染症指定医療機関や帰国者・接触者外来がある病院などに、在庫分を合わせて4月下旬までの使用量を確保できるようマスク計約46万枚を配布した。
一般の病院や診療所にも、医師会などを通じて10万枚を配った。残りは、一時保管し、必要な病院などに割り当てる。(藤井伸哉)
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