神戸・六甲アイランド(神戸市東灘区)の中心部にある街角花壇で、約40種3万本のチューリップが満開を迎えた。付近を散策する人々が足を止め、色とりどりの花に見入っている。
地元の住民や企業でつくる「六甲アイランドを美しい街にする会」が育てた。毎秋、約1100平方メートルの畑に球根を植え、春には「チューリップ祭り」を開いてきた。
19回目となる今年は、新型コロナウイルスの影響で恒例のスタンプラリーなどイベントは中止にしたが、5日まで夜間はライトアップする。4、5日に花の人気投票も実施する。今月上旬ごろまでが見頃という。
同会の米谷稔代表(80)は「こんな時こそ皆さんの心を癒やせたら。今年は花がとりわけ美しい」と話している。(三津山朋彦)
