総合 総合 sougou

  • 印刷
緊急事態宣言を受けて店舗が臨時休業し、閑散とする三宮の地下街「さんちか」=8日午前10時4分、神戸市中央区(撮影・斎藤雅志)
拡大
緊急事態宣言を受けて店舗が臨時休業し、閑散とする三宮の地下街「さんちか」=8日午前10時4分、神戸市中央区(撮影・斎藤雅志)

 新型コロナウイルスの感染拡大による、政府の緊急事態宣言の対象7都府県に入った兵庫。宣言から一夜が明け、外出の自粛が目立ったほか、商業施設も軒並み休業となった。繁華街の神戸・三宮や元町ではいつものにぎわいが影を潜め、訪れた人たちは「どこに行けばいいのか」「こんなに人がいないのは初めて」と不安や驚きの声を漏らした。

 神戸・三宮の地下街「さんちか」でも、全ての店舗が休業に。通常の開店時間を過ぎても、シャッターの閉じた各店舗は暗いままで、人の姿はまばらだった。食料品を求めて神戸阪急などを訪れたパートの女性(45)=神戸市中央区=は「どこも閉まっていてびっくり。二十数年前から神戸に住んでいるが、こんな街の光景は初めて。なるべく早く通常営業に戻ってほしい」と述べた。

 勤務する服飾店が臨時休業となり、事務処理を終えてから買い物に訪れた神戸市北区の女性(32)は「まだ運営会社から給与についての連絡がない。お金のことが頭から離れない」と不安を隠せない様子だった。

 JR元町駅周辺では通常、午前10時ごろから百貨店などの商業施設が開き、にぎわい始める時間帯だが、この日は通行人がほぼいなかった。車の通りも少なめ。元町商店街でも、アパレル店などシャッターを閉じた店舗が目立った。

 「普段は電車を使うけど、感染が怖くて」。三宮の勤務先に徒歩で向かいながらそう話すのは、男性会社員(51)=同市中央区。勤務形態はあまり変わらないといい、「宣言は意味があるのか…。結局自分の身は自分で守るしかない」と話した。

 臨時休業となった大丸神戸店(同市中央区)前では、時折訪れた買い物客が立ち尽くしていた。感染拡大を受けて、挙式の予定を延期した男性会社員(31)と妻(30)=同=は、お祝い返しを求めて訪れたが、休業にため息をつく。2人は「いつ終息するか分からないので、挙式日も決められない。どこに怒りをぶつければいいのか」と困惑していた。

【記事特集】新型コロナウイルス

総合の最新
もっと見る

天気(8月6日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 10%

  • 38℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 36℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ