桜ロードが、どこまでも続く。兵庫県丹波市氷上町の加古川沿いで、約5キロ、およそ千本のソメイヨシノがつくる桜堤が花盛りだ。
瀬戸内海から日本海を結ぶ延長約170キロの「ふるさと桜づつみ回廊」づくりの一環として、県県土整備部が1991~2000年度に整備した。
堤の上の市道は、ジョギングや自転車で桜の下を通り抜ける人たちが行き交う。吹き抜ける風に時折花びらが舞い、桜の季節のクライマックスを告げている。
この時期は特に歩行者の安全のため、丹波市観光協会は「車やバイクでの通り抜けは控えてほしい」と呼び掛けている。同協会TEL0795・72・2340
(秋山亮太)











