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神戸市こども家庭センターの不適切な電話対応について説明する市こども家庭局の八乙女悦範副局長=16日午後、神戸市役所
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神戸市こども家庭センターの不適切な電話対応について説明する市こども家庭局の八乙女悦範副局長=16日午後、神戸市役所

 神戸市中央区の市こども家庭センター(児童相談所)で2月、小学6年の女児(当時)が真夜中に追い返された問題で、同市は16日、2018、19年度の夜間・休日の電話対応で、不適切な事案が6件あったと発表した。「子どもの鼻と口を押さえてしまった。虐待しそうで怖い」と相談した母親に、開館時間にかけ直すよう求めるなど誤った対応で、いずれも市職員に引き継いでいなかった。

 夜間・休日は、委託先のNPO法人「社会還元センターグループわ」(同市北区)の職員約30人が交代で勤務している。

 市によると、ほかには「子どもが夫に殴られ、けがをした」と涙声で電話してきた高校生の母親に対し、「警察に連絡するように」などと伝え、開館時間に再度相談するよう促したという。

 また、「門限に間に合わず、深夜まで家に入れてもらえなかった」と訴える女子高生に「母親に理由を説明し、謝罪するように」と助言した事例のほか、子どもを連れて家出したという母親に間違った相談先を紹介した事例もあった。

 緊急性の高い事案をセンターの職員に引き継ぐよう求めていたが、6件はいずれも連絡を怠り、相談者の名前や連絡先を聞いていない例もあった。相談内容は日報に記録されていたが、センターの職員は不適切と認識していなかったという。

 市は、有識者を交えた会議で過去の対応記録を調べている。この日会見した市こども家庭局の八乙女悦範副局長は謝罪し、「速やかに体制の見直しを進めていく」と述べた。マニュアルを改訂し、社会福祉の専門職の採用など、夜間・休日の委託業務を見直す考えを示した。(長谷部崇)

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