兵庫県と神戸、西宮市は21日、新たに19人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計は543人。
神戸市は20~70代の男女15人の感染を公表。うち40、50代の男性4人は市環境局須磨事業所の職員で、同事業所の感染者は計11人になった。市は20日から同事業所を閉鎖し、職員51人を自宅待機にしている。
また、21日までに発表していた感染者に、同市垂水区の介護施設「エクレ小束台」に入所する80代女性と、同市中央区の介護事業所「けあさぽーとあんて」の40代男性ホームヘルパーが含まれていたとした。
西宮市の公表は30~50代の男女3人。30代女性は欧州から3月19日に戻り同22日に発熱。帰国後2週間は自主的に自宅待機していた。4月17日にせきや微熱の症状があり、18日に帰国者・接触者外来を受診した。
兵庫県は、伊丹健康福祉事務所管内の70代男性1人の感染を発表した。(まとめ・上杉順子)
◆感染者数の表を変更しました
兵庫県内の新型コロナウイルス感染者数の表の体裁を変更しました。政令・中核市の5市は発表者数(市外居住者含む)とし、5市以外は、兵庫県の発表に基づき居住地か健康福祉事務所管内別としました。
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