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医療従事者や宝塚市民をたたえ拍手をする市職員ら=24日正午、宝塚市東洋町(撮影・風斗雅博)
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医療従事者や宝塚市民をたたえ拍手をする市職員ら=24日正午、宝塚市東洋町(撮影・風斗雅博)

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、兵庫県宝塚市は24日、最前線で働く医療従事者をたたえて拍手を送る取り組みを始めた。正午から約30秒間、防災行政無線から流れる音楽に合わせ、市民らによる感謝と激励の拍手が鳴り響いた。

 「クラップ・フォー・ケアラーズ(医療従事者らへの感謝の拍手)」としてヨーロッパなどで広まり、福島県いわき市などでも実施。宝塚市は毎週金曜正午、市民にも呼び掛け、さまざまな自粛を求められる全ての人たちへの思いも込めて「アンド・エブリワン・イン・タカラヅカ」とし、医療従事者らに加えて全市民も対象に取り組む。

 初日の24日は、市職員が1階市民ホール横のピロティに2メートル間隔で並んだ。正午に唱歌「ふるさと」のメロディーが流れると、宝塚市立病院(同市小浜4)のある北東を向いて一斉に拍手を送った。中川智子市長は「新型コロナとの戦いが長期戦になっている。週に1度、全ての市民が自らを鼓舞するきっかけになれば」と話した。(中川 恵)

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