兵庫県尼崎市は24日、職場のトイレで女性職員に対し盗撮行為をしたとして、市総務局の20代男性職員を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
尼崎市によると、男性職員は昨年10月17日午前、市内にある職場の女子トイレに侵入し、個室内にスマートフォンを差し入れた。兵庫県迷惑防止条例違反などの罪で尼崎簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、既に納付した。市の聞き取りに「今となっては分からないが、けがで趣味のスポーツができずストレスだったと思う」と話したという。
西村和修・人事管理部長は「職員の綱紀粛正を図り、信頼回復に努めたい」とした。(中川 恵)