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職員が使う眼鏡型のプラスチック防具を着ける栗本院長=神戸市中央区港島南町2、神戸アイセンター病院
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職員が使う眼鏡型のプラスチック防具を着ける栗本院長=神戸市中央区港島南町2、神戸アイセンター病院

 新型コロナウイルスの予防策で、目の防護はあまり取り沙汰されない。新型コロナ患者に接する医療従事者はゴーグルやフェースガードをしているが、一般人が日常生活を営む上で予防は必要ないのだろうか。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の網膜移植手術を執刀した神戸アイセンター病院(神戸市中央区)の栗本康夫院長は「感染者にくしゃみをされるなどして、しぶきが目に入り、感染する可能性はある」と話す。

 栗本院長は「混んだ電車で通勤する際などは(視力矯正効果のない)だて眼鏡でも構わないので、目を守るものがあった方がいい」と勧める。ゴーグルの方が予防効果は高いが、眼鏡でも効果はあるという。

 大阪大学微生物病研究所によると、新型コロナウイルスの大きさは、約100ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)と、一般的な顕微鏡では見えない小ささ。同病院で眼鏡をしていない職員はマスクに加え、眼鏡型のプラスチック防具を着け、目を守る。

 栗本院長によると、目は鼻や口とは違い、周囲のしぶきを「吸い込む」ことがないため相対的にリスクは低いが、直接しぶきが入るなどした場合には感染のリスクが考えられるという。(霍見真一郎)

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