ゴールデンウイーク(GW)後、神戸・元町の平日の歩行者数が、連休前の平日(4月20~24日)から3割以上増えたことが13日、分かった。神戸市営地下鉄三宮駅の乗客数もGW前と比べて1割超多くなった。
関西電力や市交通局のデータによると、連休後の7、8、11日の元町駅南側は1日平均2万1837人が通ったが、4月20~24日の平均1万6355人を約33%上回った。
同三宮駅の乗客数も、連休後の7、8、11、12日の平均は1万4312人で、連休前(1万2611人)より約13%増となった。
久元喜造市長は「市内の新型コロナウイルス感染者が減り、緊急事態宣言解除の議論も始まったことが影響したのでは」と指摘。「感染者はまだ発生し、院内感染も複数の病院で起きている」と述べ、引き続き外出自粛や在宅勤務を求めた。(初鹿野俊)
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