西村康稔経済再生担当相は14日の会見で、兵庫県の緊急事態宣言を継続したことについて、新規感染者数など宣言解除の目安は満たしているものの、大阪府と経済圏や生活圏が重なることが理由と説明した。
西村氏は、兵庫県の感染者数の推移について「リンク(感染経路)を追えない数もかなり低い」と評価。一方で「大阪はまだ高い水準にあり、重症者の数や医療の体制にも心配がある。阪神間の行き来は活発で、兵庫が仮に緩和されると大阪から遊びにいこうという人も増える」と説明した。解除についても兵庫、大阪、京都は一体的に判断する考えを示した。(永見将人)









