総合 総合 sougou

  • 印刷
動画一覧へ
母猿の「きなこ」(左)に抱かれる赤ちゃん猿。休業が続く「神戸モンキーズ劇場」のスタッフに活気をもたらしている=神戸市北区大沢町上大沢
拡大
母猿の「きなこ」(左)に抱かれる赤ちゃん猿。休業が続く「神戸モンキーズ劇場」のスタッフに活気をもたらしている=神戸市北区大沢町上大沢
新型コロナウイルスの影響で休業が続く「神戸モンキーズ劇場」で5月1日に生まれた「きなこ」の赤ちゃん=神戸市北区大沢町上大沢、フルーツフラワーパーク
拡大
新型コロナウイルスの影響で休業が続く「神戸モンキーズ劇場」で5月1日に生まれた「きなこ」の赤ちゃん=神戸市北区大沢町上大沢、フルーツフラワーパーク

 猿がさまざまな芸を披露する「神戸モンキーズ劇場」(神戸市北区、道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)内)に今月1日、新たな命が生まれた。新型コロナウイルスの感染拡大で休業が続いているが、同劇場で初めてとなる赤ちゃん猿の誕生に、トレーナーらも奮起。会員制交流サイト(SNS)で発信を始めるなど、再開に向けた話題づくりに取り組んでいる。

 同劇場にいる約10匹のうち、ボス猿「くらのすけ」と、昨年引退した雌の「きなこ」の間に生まれた。これまで同劇場では、ショーを引退した猿が過ごす福岡県の施設で生まれた猿などをメンバーにしてきた。

 劇場は4月7日から休業しており、スタッフも感染拡大防止のため、出勤日数を削減。普段の活気が失われる中、「赤ちゃんが癒やし、希望の光になっている」とトレーナーの宇都宮舞さん(24)は喜ぶ。赤ちゃんの成長記録は、フェイスブックなどで発信中。動画投稿サイト「ユーチューブ」では、トレーナーと猿の各コンビによるPR動画も配信している。

 また宇都宮さんらは劇場再開に向け、演出の練り直しや新ネタの考案などに頭をひねる日々。演芸部長の箕輪俊彦さん(40)は「劇場の全員で力を合わせ、より一層魅力的なショーを準備する。ファンの皆さんには再会できる日を楽しみに待っていてほしい」と話している。

 同劇場は今のところ、5月末までの休業が決まっている。(秋山亮太)

総合の最新
 

天気(10月27日)

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 20℃
  • ---℃
  • 50%

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 23℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ