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部活動再開に向けて練習場を消毒する、猪名川高レスリング部の浅井功監督=兵庫県猪名川町紫合(撮影・秋山亮太)
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部活動再開に向けて練習場を消毒する、猪名川高レスリング部の浅井功監督=兵庫県猪名川町紫合(撮影・秋山亮太)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校が明ける6月1日、兵庫県立高校の運動部などでは春休み以来、約2カ月ぶりに練習が解禁される。部員同士の感染を防ぐため、声を出さずに練習したり、器具を個人専用にしたり。再開が目前となり、各校の指導者は競技の特性を踏まえた対策法を探っている。(有島弘記)

 「週1回オンラインで練習してきたが、やっぱりこの目で見てみたい。もちろん生徒を預かる以上、感染予防を徹底していく」

 男子サッカーの県高校選手権で、昨年まで2年連続準優勝に輝いた県立西宮高の竹内雅史監督。総勢約70人との再会を待ちわびつつ、感染を防ぐ責任も感じている。

 同校の通学は出席番号別に午前と午後に分けられ、登校時間帯は連日入れ替わるという。サッカー部の練習は午後組の部員を対象とし、それぞれが週2日ずつ参加する。週末を含めた活動日数は、県が定める上限の「週3日」に収める。

 感染予防のため当面、競り合いなど接触プレーを禁じ、シュートなどの基本練習にとどめる。部室も利用人数を制限し、これまで回しのみだった給水は「1人ずつ名札を貼った専用ボトルを用意する」と竹内監督。練習後は部室もボトルも念入りに消毒する。

 密閉、密集、密接。いわゆる「3密」が起きる競技とされるレスリング。猪名川高の浅井功監督は5月28日、練習場のマットに立ち、理科の教員が手作りした次亜塩素酸水を散布した。隅々まで消毒し、受け入れ態勢を整えたが「10代は発症しにくいと言われても、体を組み合うことこそ濃厚接触」とし、しばらくは対人練習を避けるという。

 再開後の2週間は、天井からつり下げたロープを腕で登るなど個人練習に特化。ランニングや鉄棒での懸垂など、屋外でも活動する。

 同じ屋内競技の重量挙げも感染リスクが高いとされるが、県立尼崎工高は部員が計6人と少なく、1人一つずつバーベルを使えるという。それでも窓を開けて換気を徹底し、粉状の滑り止めは共用をやめてカップに小分けする。

 競技の特徴として、バーベルを引き上げる前後に声を出し、気合や喜びを表現することがよくあるが、湊信彦監督は「声は出さず、静かにさせる」と慎重だ。準備体操以外はマスクを外すため、口から飛沫(ひまつ)が飛ばないよう、細心の注意を払う。

 神戸市立高校も6月1日から、週3日を限度に部活動を再開。中学校は同市が6月14日まで休止とする一方、小野市や養父市など地域によっては練習日数や時間を限って再始動する。

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