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コンクールの中止が相次ぐ中、新たな目標としてオンライン大会を提案する木村アカネさん=神戸市垂水区天ノ下町、ブレーメンのおんがく館
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コンクールの中止が相次ぐ中、新たな目標としてオンライン大会を提案する木村アカネさん=神戸市垂水区天ノ下町、ブレーメンのおんがく館

 新型コロナウイルスの感染拡大で音楽コンクールの中止が相次ぐ中、神戸市垂水区のピアニスト木村アカネさん(31)が、自宅から参加できるオンラインのピアノ大会を企画した。参加者は動画投稿サイト「ユーチューブ」で演奏動画を送信。著名なピアニストが審査する。コンクール中止で落胆する人らに「新たな目標を見いだしてほしい」と、国内外に参加を呼び掛けている。(津谷治英)

 木村さんは大阪音楽大学卒業後、演奏活動の傍ら音楽教室「ブレーメンのおんがく館」で講師を務め、主に小・中・高校生らを指導してきた。

 コロナ禍の影響で、多くの音楽コンクールが開催を断念。兵庫では8月に神戸新聞松方ホールで決勝を予定していた「県学生ピアノコンクール」も、初めて中止になった。

 崎谷明弘さんら国際的なピアニストを輩出し、29年続く大会。昨年、木村さんの教室から8人が参加し、7人が入賞した。今年も参加を決めていた生徒は、中止を残念がった。

 新たな目標を見つけてあげたいと、神戸発のオンライン・コンクールを企画した。木村さんは昨年、ニューヨークのコンクールに出場し、世界的なピアニストに指導を受ける機会に恵まれた。教え子にも同じ体験をしてほしいと考えたことが根底にあった。

 大会は「ブレーメン・インターナショナル・ピアノ・コンペティション」。審査員は師匠の大阪音楽大教授の松本昌敏さん、モーツァルト国際ピアノコンクール優勝の実績のある中村太紀さん、海外のオーケストラとの協演がある松本光史さんと、経験豊富な3人が務める。

 予選は7月26~31日に動画を審査、本選は8月23日にライブ審査で行う。各部門優勝者は賞金(2万~5万円)の他、オンラインで審査員の指導を受けられる。

 木村さんは「実力を披露する場を失った人に参加してほしい。著名な音楽家を生んできた神戸の文化を守りたい」と話していた。

 A(小学2年生以下)からF(19歳以上)まで年代別に6部門で、参加費は9千~1万1千円。6月30日締め切り。申し込み方法は大会ホームページで。ブレーメンのおんがく館TEL078・707・2637

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