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運営が神戸市営に引き継がれ、新体制で出発する記念列車=1日午前、神戸市北区山田町下谷上(撮影・中西幸大)
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運営が神戸市営に引き継がれ、新体制で出発する記念列車=1日午前、神戸市北区山田町下谷上(撮影・中西幸大)

 神戸市は1日、市北部の谷上と都心の新神戸を結ぶ北神急行電鉄(神戸市北区)を市営化した。相互乗り入れする市営地下鉄の北神線としての運行が始まり、谷上から市中心部の三宮までの運賃は550円から280円とほぼ半額に引き下げられた。同日午前、谷上駅(同)で関係者による「引き継ぎ式」が行われた。(石沢菜々子、西竹唯太朗)

 民間鉄道の市営化は異例。市は親会社の阪急電鉄から資産を198億円で譲り受け、地下鉄との一体運営でコスト削減を図る。利用客数が伸び悩む要因となっていた「日本一高い初乗り運賃」(谷上-新神戸370円)を280円に下げ、人口減少が目立つ市北部の活性化や、有馬温泉の観光振興などにつなげる狙い。

 この日の式典は、新型コロナウイルス感染予防のため鉄道ファンらにも事前告知せず、出席者を絞って実施。北神急行の辰馬秀彦社長らから引き継ぎ書を受け取った久元喜造神戸市長は「市北部のみならず三田、北摂にも貢献ができるのでは。多くの人に沿線地域に足を運んでほしい」とあいさつした。関係者に見送られ、記念のヘッドマークを付けた臨時便が出発した。

 2年前、谷上駅近くに家を購入した会社員の男性(43)は「子どもが3人おり、高校生になるとそれぞれ定期代がかかるのでとても助かる」と話した。

 1988年4月開業の北神急行は、谷上-新神戸間約7・5キロを8分で結ぶ。市営化後の運行は当面、神戸電鉄に委託。現在の乗降客数は1日約2万4300人で、市は同3万1600人への増加を見込む。

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