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直接手で触れることなくエレベーターのボタンを押せる
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直接手で触れることなくエレベーターのボタンを押せる
ドアノブに触れずに開閉が可能
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直接手で触れることなくタッチパネルを操作できる
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直接手で触れることなくタッチパネルを操作できる
持ち運びが手軽な「アンカーフック」
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持ち運びが手軽な「アンカーフック」
町工場の技術を生かした新型コロナ感染予防グッズ「アンカーフック」を製作した山村正幸社長=神戸市西区櫨谷町福谷、山村工作所
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町工場の技術を生かした新型コロナ感染予防グッズ「アンカーフック」を製作した山村正幸社長=神戸市西区櫨谷町福谷、山村工作所

 新型コロナウイルスの第2波に備えた「新たな生活様式」が求められる中、接触感染を予防するグッズとして、神戸市西区の鉄工所「山村工作所」がドアノブを触らずに開閉できる金属製ドアオープナーを製作した。エレベーターのボタンや照明のスイッチ、現金自動預払機(ATM)のタッチパネル操作などにも使える。山村正幸社長(48)は「かばんやベルトに付け、アクセサリー感覚で使ってもらえたら」と話す。(山本哲志)

 接触感染予防グッズは注目を集めており、同工作所のような「ドアオープナー」のほか、棒形の物や、電車のつり革と手の間に挟む皮製パッドなどさまざまな品が登場。ものづくり企業が、本業の技術を生かして商品を開発した例もある。

 同工作所もその一つで、通常は産業用ロボット部品の金属加工などを手掛ける。山村社長が4月下旬、会員制交流サイト(SNS)でドアオープナーの存在を知り、製作に着手した。

 先行して取り組んでいた川崎市の町工場から試作データを送ってもらい、材質や形状などを試行錯誤。鉄の表面に抗菌効果に優れた銅メッキを加工し、神戸らしい船のいかりをデザインして「アンカー(いかりの意)フック」と名付けた。

 同工作所は阪神・淡路大震災で、神戸市長田区御蔵通にあった工場が全焼。1年前に購入したばかりの機械も焼け、「ボールペン1本取り出せなかった」と山村社長は振り返る。それでも先代社長の正人さん(77)が同市西区の倉庫を借り、約2週間で再スタート。粘り強く再建を果たした。

 新型コロナ禍で工場の受注は減少。山村社長が公募で聖火リレー走者に選ばれた東京五輪も延期されるなど翻弄(ほんろう)されるが、「技術を生かした品で世の中の役に立てたら」と話す。

 アンカーフックは縦80ミリ、横74ミリ、厚さ2・3ミリ。1個千円(税込み、送料別)。インターネット(https://anchorhook.thebase.in/)などで購入できる。山村工作所TEL078・991・0220

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