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市営化を記念した臨時電車の前で記念撮影する久元喜造神戸市長(前列右から2人目)ら=1日午前、神戸市北区、谷上駅(撮影・中西幸大)
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市営化を記念した臨時電車の前で記念撮影する久元喜造神戸市長(前列右から2人目)ら=1日午前、神戸市北区、谷上駅(撮影・中西幸大)
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 神戸市は1日、市北部の谷上と都心の新神戸を結ぶ北神急行電鉄(神戸市北区)を市営化し、相互乗り入れする市営地下鉄の「北神線」に改称して運行を始めた。地下鉄との一体運行により、谷上から三宮など市中心部までの運賃は、550円から280円とほぼ半額に引き下げられた。市は乗客増加や、人口減少が目立つ市北部への中長期的な人口流入を目指すが、見通しに不透明な部分もある。

 北神急行は1988年4月開業。谷上-新神戸間約7・5キロを8分で結ぶ利便性の半面、初乗り運賃(市営化前は370円)が「日本一高い」とされ、利用低迷の要因だった。市が親会社の阪急電鉄から資産を198億円で譲り受け、地下鉄との一体運営でコスト削減、運賃値下げを図ることにした。当面は多額の減価償却費で赤字となるが、40年後の収支均衡を見込む。

 ただ、乗客の増加予測には不安材料もある。市営化前の北神急行の乗降客数は1日約2万4300人。市は当初、同3万3400人に増えると見込んだが、市営化に伴い打ち出したバス路線再編が住民の反発で一部頓挫し、同3万1600人に下方修正した。バスやマイカー通勤者らがどれだけ北神線に乗り換えるかの算出根拠はあいまいで、当面は新型コロナウイルスによる乗客減も影を落とす。

 1日、谷上駅での式典に出席した久元喜造神戸市長は「ハード、ソフトの施策を組み合わせ、市営化の効果を発揮できる政策展開をしていく」と強調した。

 神戸市北区の男性(60)は「運賃が安くなって三宮に行きやすくなる」と市営化を歓迎。一方で「(谷上駅で接続する)神戸電鉄の区間は運賃が変わらないので、三宮に出るときは今まで通りバスを使う」と話す住民もいた。(石沢菜々子、西竹唯太朗)

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