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加古川市公設地方卸売市場=同市野口町長砂
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加古川市公設地方卸売市場=同市野口町長砂

 兵庫県加古川市が、同市公設地方卸売市場(同市野口町長砂)を廃止する方針を同市場内の業者らに伝えていたことが分かった。青果を取り扱っていた唯一の卸売業者が昨年9月、業績不振で事業を停止。新たな卸売業者を呼べず、今月21日の改正卸売市場法の施行で、青果市場の認定を受けられない見通しになっていた。市は、残る水産市場だけでは展望が描けないと判断したとみられる。

 市は5月28日、同市場の18社でつくる協議会に廃止方針を伝え、時期を2021年度末と提示。業者側から準備期間の必要性などについて意見が出たため、市は持ち帰って検討することになったという。

 同市場は市が1973年に開設。当時、食料品の流通は小売店中心だったが、大型スーパーの増加とともに市場を経由しない流通ルートが増え、同市場の取引量も減少した。取扱高は、91年に青果が53億9千万円、水産が48億5千万円だったが、18年には青果が11億3千万円、水産が13億8千万円まで落ちていた。

 市は同市場の活性化を目指し、施設を建て替えるか改修する方針を17年度に公表した。だが、青果を仕入れて競りに掛ける卸売業者が事業を停止し、本来は小売店に販売する役割の仲卸業者らが代わりを務めていた。法改正で地方市場として県の認定を受けるには、改めて卸売業者を記載して届ける必要があり、水産市場だけが認定される見通しになっていた。

 改正法施行後も当面、特例で青果の取引を続けるという。(斉藤正志)

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