総合 総合 sougou

  • 印刷
社会人野球の応援グッズを飾る「やまのや市場」と、オーナーの森脇伸治さん=大阪市中央区(やまのや市場提供)
拡大
社会人野球の応援グッズを飾る「やまのや市場」と、オーナーの森脇伸治さん=大阪市中央区(やまのや市場提供)
プロ野球グッズがあふれ、元プロ野球選手を招いたイベントも開かれてきた「リリーズ神田スタジアム」=2015年(同店提供)
拡大
プロ野球グッズがあふれ、元プロ野球選手を招いたイベントも開かれてきた「リリーズ神田スタジアム」=2015年(同店提供)
「東京DOMEサラダ」(リリーズ神田スタジアム提供)
拡大
「東京DOMEサラダ」(リリーズ神田スタジアム提供)
「カープの赤ヘルトマト」(リリーズ神田スタジアム提供)
拡大
「カープの赤ヘルトマト」(リリーズ神田スタジアム提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大により延期されたプロ野球開幕が19日と決まり、2カ月半遅れの「球春」が近づいてきた。社会人やプロ野球のファンが集う各地の“野球居酒屋”も休業を余儀なくされていたが、資金確保の努力やファンの支えなどで営業を再開。感染防止に努めつつ、当面無観客の球場より一足先に、野球を満喫できる場を提供する。(井上太郎)

 大阪市営地下鉄本町駅近くにある居酒屋「やまのや市場」のオーナー森脇伸治さん(47)は神戸市兵庫区出身で、神港学園神港高校(現・神港学園高校)野球部OB。自他ともに認める社会人野球マニアで、大阪のクラブチームで監督を務める傍ら、強豪チームの試合を見に各地を飛び回る。

 4年前から店内の壁に飾り始めた応援グッズは、天井までぎっしり。およそ80種類ある。毎年秋に大阪で開かれる日本選手権の期間中は、観戦で来阪した全国のファンや応援団のたまり場に。JR北海道のマフラータオルなど、客からの寄贈品も増えた。

 そんな社会人野球ファンの“聖地”も、コロナ禍で経営が傾いた。人出がめっきり減り、4月の売り上げは前年比85%減。家賃や光熱費が重くのしかかった。

 そこでインターネット上の「クラウドファンディング」で資金を募ると、全国の社会人野球ファンから約30万円が寄せられたという。同店でファンの交流会を主催する、長野市の男性会社員(45)も「店主も一緒に社会人野球を語り合える店は、全国探してもなかなかない」と、存続を熱望する。

 再開後、いわゆる「3密」を避けるため、テーブル間に仕切り板を設置。店の入り口と店内にアルコール消毒液を置き、客にこまめな消毒を呼び掛ける。

 今年の日本選手権は中止になったが、森脇さんは「ファンの支えがありがたかった。まだ都市対抗(11月~12月、東京)がある。アマチュア野球の魅力を広く伝えるために、踏ん張りたい」と力を込めた。

     ■

 春巻きの皮をドームの屋根に見立てた「東京DOMEサラダ」や、トマトにマヨネーズで「C」と書いた「カープの赤ヘルトマト」-。

 そんなプロ野球12球団にちなんだ料理を提供する、東京都千代田区の「ベースボール居酒屋リリーズ神田スタジアム」。ベースの形に似せた座布団を敷き、4台のテレビでひいき球団を応援しながら飲むスタイルだが、2日からの営業再開後は混雑を避けるため、席数を半分に減らしている。

 開幕延期で客足が遠のき、緊急事態宣言発令前日の4月6日から休業。資金が底を尽きかけた4月末、日本政策金融公庫からの融資が決まり、再開にこぎつけた。オーナー高橋雅光さん(42)は「お客さんも外出自粛を守って耐えてきた。これから、みんなで野球を楽しめる日常を取り戻していきたい」と話す。

総合の最新
もっと見る

天気(7月16日)

  • 28℃
  • 22℃
  • 20%

  • 25℃
  • 20℃
  • 60%

  • 30℃
  • 22℃
  • 20%

  • 30℃
  • 22℃
  • 30%

お知らせ