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入館者にはサーモグラフィーで検温などが実施された=兵庫県立美術館(撮影・秋山亮太)
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入館者にはサーモグラフィーで検温などが実施された=兵庫県立美術館(撮影・秋山亮太)

 新型コロナウイルス感染拡大で臨時休館していた施設の再開が進む中、2日は兵庫県立の美術館・博物館の開館が本格化した。3月20日午後から閉館していた県立美術館(神戸市中央区)は、約70日ぶりに鑑賞客を迎え入れ、4月11日に開幕予定だった開館50周年記念の特別展「超・名品展」を予約制で始めた。

 県立美術館の特別展は、入館を1時間150人程度に限定。感染者が発生した場合に連絡が取れるよう申し込みの際に名前や電話番号を記入してもらい、入り口には検温用のサーモグラフィーを設置。会場には目印のテープを張って距離を保つよう呼び掛けた。広報担当者は「ようやくオープンできた。安心、安全に配慮していく」と話した。

 特別展は美術の変遷を紹介する内容。期間は7日までで、開館前に約30人が詰め掛けた。大阪市の男性会社員(45)は美術鑑賞が趣味。「ここは広くゆったりしていて落ち着く。久しぶりに生で絵画を見られた」と喜んだ。

 この日は歴史博物館(姫路市)、人と自然の博物館(三田市)なども開館。6月中に兵庫県内の美術館・博物館はほぼ全館が運営を再開する。(津谷治英)

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