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ユニクロが発売したエアリズムマスク(Sサイズ)=神戸市内
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ユニクロが発売したエアリズムマスク(Sサイズ)=神戸市内
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ユニクロが発売したエアリズムマスク(Sサイズ)=神戸市内

 カジュアル衣料品店「ユニクロ」が機能性肌着「エアリズム」に採用している生地のマスクを開発し、19日から販売を始めた。多少汗をかいてもサラサラ、ツルツルな感触。蒸し暑い日本の夏に、エアリズムはなくてはならない存在。毎年、この時期に肌着を買いだめしている筆者にとって、注目の商品。意気込んで長蛇の行列に並び入手した。

 午前9時前。いつも通り職場を目指し、神戸市内の会社近くまで来た。会社の前の大型商業施設に、見慣れぬ行列ができていた。「何かの売り出しかな」。赤字に白い文字「ユニクロ」の見慣れたロゴが目に入った。張り出された紙を読むと、販売前からSNSなどで注目を集めていたエアリズムマスクの整理券を求める人たちの行列だった。午前10時過ぎからは会議がある。遅刻はできないと一瞬尻込みしたが、すぐにきびすを返し、行列の最後尾に。見た感じ200~300人くらいだろうか。

 新型コロナウイルスの感染者が日を追うごとに増え、マスクが手に入らなかった時期でもこれほどの行列はみたことがない。そもそも品がないから、行列にもならないから比較にならないか。

 ソーシャルディスタンスを取りながらとあって、どんどん行列が伸びる。駆け足で加わる人たちもいて、30分後くらいには千人以上になっていたのではないか。館内アナウンスを聞くと、整理券は計千枚以上は配布したようだ。店員さんによると、整理券を手に入れることができなかった人も多そう。神戸でも、ようやくドラッグストアやコンビニでマスクが手に入るようになったが、期待の高さがうかがえる。

 やや厚手の手作りマスクをしていた女性は「どうしても、この季節は暑くて我慢できない。エアリズムのマスクなら涼しいかと思って、朝早くに来たのよ」。気持ちは分かる。通販で買った私のマスクは立体型の洗えるタイプ。通気性は悪くはないが、梅雨時期に入ってから歩くときなどは暑くて、つい外してしまう。

 それにしても前に進まない。並んでいる人たちも、先頭がどうなっているかと、そわそわしながら首を伸ばすようにのぞき込む。約1時間並び、ようやく整理券を入手。1人、S、M、Lの各サイズ1パック(3枚入り)ずつ購入できる。各1袋1089円。Sは子ども用、Mはやや小さな大人用、Lはさらに一回り大きい。このサイズ感と、購入システムを一人ずつ説明するのに時間がかかったようだ。並んでいる人たちに、説明用のビラを配るとか、ネットなどに誘導してお知らせすれば、並ぶ時間は大幅に短縮できただろう。

 「午前11時~正午までにお買い求めください」という指示通り、11時半ごろ、店内へ。店の入り口で整理券と引き替えに3パックを手にした。「意外にスムーズ」と思った直後、目に入ったのはレジまで続く長蛇の列。店内を何度もくねくねと回遊。レジまでの所要時間は約20分。そういえば、今日身に付けているパンツ、シャツ、下着全てユニクロ。もちろん肌着はエアリズム。知らない間にユニクロのヘビーユーザーになっていたとは…。最新の商品をチェックし、次のターゲットを探しながら並んだので、さほど苦にはならなかった。

 さっそく、着用。生地の質感はさすが。少し厚手のようだが、さらっとしていて、ひんやり。夏用ではないというが、これからの時期にはありがたい。Mがジャストサイズ。

 女性記者にも着けてもらった。Mサイズはやや大きく、Sサイズだと少しきつい。耳に掛けるひもの部分に伸縮性はあるが、それぞれの顔に合わせる調整機能は改良の余地がありそうだ。同僚は古くなったエアリズムで手作りマスクに挑戦したらしいが、くたっとして思うような仕上がりにはならなかったらしい。

 ツイッターには、行列への不満のコメントが目立つ。神戸だけでなく、全国的に消費者が押しかけているようだ。こうも行列ができると、感染防止どころか、集団感染のリスクすら出てくる。だが、手に入れた人は「おしゃれマスクじゃない感じ。自分には最高」とのコメントも。当面、毎週50万パックを生産するらしいので、ほどなくすれば並ばなくても手に入るだろう。早く手に入れたい方は、時間に余裕を持って、お買い求めを。(神戸新聞・ネクスト編集部)

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