兵庫県姫路市は19日、来年2月に予定されている「世界遺産姫路城マラソン」(神戸新聞社など共催)の開催可否を8月末までに判断する方針を明らかにした。新型コロナウイルスの感染状況や他都市の大会の動向などを参考にするという。
姫路城マラソンは、2015年から毎年2月に実施されてきたが、今年の第6回は新型コロナの影響で中止となった。来年の第7回については、開催を前提に市などが準備を進めているが、日程や定員は公表していない。
市内で19日に開かれた実施本部会議では、主催する市が現状を報告した。開催するかどうかは正式に決まっておらず、ランナー募集や委託業者との手続き、PRグッズの準備などを考えると、8月末までに判断する必要があると説明したという。
ランナーや観衆、ボランティアらの密集が想定されるマラソン大会は、各地で開催見送りが相次いでいる。今秋の神戸マラソンや大阪マラソンも中止が決まった。(小川 晶)










