総合 総合 sougou

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 国税庁は1日、相続税と贈与税の算定基準となる2020年1月1日時点の路線価を公表した。兵庫県内では、約1万5千地点の変動率の平均値がマイナス0・1%で、2年ぶりに下落した。県内全21税務署別の最高路線価の対前年変動率は、神戸・阪神間の再開発エリアや姫路などで2桁増に。一方、下落したのは洲本など3税務署にとどまった。

 路線価は前年の地価変動などを考慮した上で算定されるため、今回の内容には新型コロナウイルス感染拡大以降の地価変動は反映されていない。

 各税務署の最高路線価のうち、県内で最も高かったのは神戸・三宮センター街(神戸市中央区三宮町1)の1平方メートル当たり576万円で、近畿2府4県でも7位。記録が残る1977年以降、44年連続で県内トップとなった。三宮の再開発に伴うホテル・オフィス需要の高さを背景に、前年からの上昇率17・6%も県内トップだった。

 このほか2桁増の上昇率だったのは、JR姫路駅前の大手前通り(姫路市駅前町)=13・3%▽阪急川西能勢口駅前(川西市栄町)=11・1%▽城崎温泉街の主要地方道豊岡竹野線(豊岡市城崎町湯島)=11・1%▽JR芦屋駅前(芦屋市船戸町)=10・5%-の4地点だった。

 一方、前年から最高路線価が下落したのは洲本、相生、和田山の3税務署。龍野、西脇の2税務署は下げ止まった。

 朝来市和田山町玉置の国道312号の下落率は7年連続で県内最大のマイナス5・9%。前年の7・3%から縮小したものの、下げ幅は近畿2府4県で最大だった。

 県内で最高路線価が最も低かったのは、19年連続で西脇市野村町の県道郷の瀬野村線だった。(竹本拓也)

【路線価】毎年1月1日時点の、主要道路に面した土地1平方メートル当たりの評価額。前年の地価変動などを考慮した上で算定されるため、新型コロナウイルス感染拡大以降の地価の変動は反映されていない。売買実績や不動産鑑定士による評価を参考にしており、相続税や贈与税の算定基準となる。公表後に景気変動などの事情で地価が急落し、納税者に著しい不利益が生じるのを防ぐため、国土交通省が毎年3月に発表する公示地価の8割程度の水準としている。2020年分の標準宅地の調査地点は全国32万6千地点。

総合の最新
もっと見る

天気(8月13日)

  • 33℃
  • 28℃
  • 30%

  • 34℃
  • 25℃
  • 30%

  • 34℃
  • 28℃
  • 20%

  • 35℃
  • 27℃
  • 40%

お知らせ