新型コロナウイルスで深刻な打撃を受けた兵庫県内の観光産業の早期回復を目指す「Welcome to Hyogoキャンペーン」に、サッカーJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸が協力することが決まり、1日にノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で記者会見が行われた。
同キャンペーンは、県や県内市町、団体で構成する「ひょうご観光本部」などが実施。県内での宿泊割引や土産購入券の発行をはじめ多彩な事業を展開する。
ヴィッセル神戸は、観光地ポスターへの選手起用やメッセージ動画配信など、アンドレス・イニエスタ選手らの知名度を生かしたPRに協力する。また、4日から再開されるリーグ戦のホームゲームで活躍した選手には県産ブランド牛が贈呈され、食べた感想を会員制交流サイト(SNS)で発信するという。ヴィッセル神戸の森井誠之副社長は「いつも兵庫の皆さんに応援していただいている中、プレー以外でもお返しができれば」と話していた。(山本哲志)
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