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王位戦第1局に勝利し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段(左)。右は木村一基王位=2日午後、愛知県豊橋市、ホテルアークリッシュ豊橋
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王位戦第1局に勝利し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段(左)。右は木村一基王位=2日午後、愛知県豊橋市、ホテルアークリッシュ豊橋

 藤井聡太七段(17)が攻め、木村一基王位(47)が受ける。第61期王位戦7番勝負(神戸新聞社主催)の第1局は、両対局者の持ち味が存分に発揮された好局に。タイトル奪取へ好発進した藤井は、1局を2日かけて戦う初の「2日制」での対局に疲れを見せながらも「いい経験になった」と振り返った。

 藤井の得意戦法、角換わりを木村が受けて立った。木村の封じ手は自陣の角で飛車を取る2九角成(54手目)だったが、藤井は構わず6二と(55手目)と王手をかけた。

 その後は攻める藤井、受ける木村という棋風通りの攻防に。木村の巧みな受けもあり、局後に藤井が「こちらが寄せられなければ負ける」と振り返るスリリングな展開となったが、最後まで的確に攻め、相手を投了に追い込んだ。

 終局後、記者会見場に現れた藤井はいつになく疲れきった表情。「特に2日目の午後から、普段の対局以上に疲労を感じた。公式戦の対局が2日続けてあることはない。普段以上に体力、集中力が要求されるのかなと思った」と話した。今回は木村が行った封じ手については「まったく経験がないので、できれば第1局は木村王位の封じ手の仕方を見て勉強したいなと思っていた」と笑った。

 藤井は現在、渡辺明棋聖(36)=棋王、王将=との棋聖戦5番勝負で2連勝しており、9日の第3局に勝てば史上最年少でのタイトル獲得を達成する。王位戦も好スタートを見せたが、「棋聖戦、王位戦どちらも番勝負は前半。結果を意識することなく、これまでの対局の反省を次に生かしたい」と気を引き締めた。

 王位戦7番勝負では第2局の後、8月4、5日に神戸・有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」で第3局を戦う。(溝田幸弘)

     ◇     ◇

【藤井聡太七段の話】 先手なら角換わりを考えていた。5二玉(42手目)とされ、認識のない局面に。4四歩(57手目)からは少し悪かったかもしれない。3一桂(78手目)の局面は難しく、2六金(81手目)に対する手が多くあったので、勝ちを読み切るのが大変だった。

     ◇     ◇

【木村一基王位の話】 藤井さんは角換わりを得意にされているので、一局はやってみようと思っていた。封じ手の2九角成(54手目)あたりは苦しい上に変化のしようがなく、対応のまずさが出た。3九馬(60手目)とプレッシャーをかけたが、どうやっても寄っているようだ。

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