熊本県南部を襲った豪雨の被災地支援に向け、関西広域連合は5日、必要な支援策などの情報を収集するため、同連合で広域防災局を担う兵庫県の職員2人を先遣隊として現地に派遣した。
先遣隊はまず熊本市の熊本県庁に入り、物資の確保状況やボランティアの受け入れ態勢、避難所の運営状況などについて情報を集める。被害の大きい市町にも出向き、1週間程度滞在する予定。
先遣隊には2016年の熊本地震で被災地支援を経験した職員らが選ばれた。5日午前に兵庫県災害対策センターから出発する際は、県の早金孝防災監が「自ら主体的に情報を把握し、次の支援につながるようにしてほしい」と送り出した。(坂井萌香)