兵庫県は10日、20~30代の男性3人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染確認は7日連続で、西宮市も同日、50代女性の感染を発表した。いずれも軽症といい、県内の感染者は累計で726人となった。
県によると、三木市に住む30代の自営業男性は、宝塚市の感染者の濃厚接触者。6月末に2人で会食しており、下痢の症状がある。
洲本健康福祉事務所管内(淡路市、洲本市、南あわじ市)では、いずれも20代の会社員男性2人の感染が判明。2人は同居しており、味覚や嗅覚に障害があるという。
西宮市によると、50代女性は6日に38・0度の発熱や倦怠感、せきが出て市内の医療機関を受診。9日に市内の別の医療機関で抗原検査を受け、同日中に陽性が確認された。
10日午前0時現在の入院患者は15人で変わらず、いずれも中等症以下。退院患者は662人で、2人増えた。死者数は45人で変わらない。(まとめ・杉山雅崇)
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