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但馬空港の開港25周年を祝い、新型機の前で記念撮影をする中貝宗治市長(前列左から3人目)や荒木一聡副知事(同7人目)ら=2019年5月18日、豊岡市岩井
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但馬空港の開港25周年を祝い、新型機の前で記念撮影をする中貝宗治市長(前列左から3人目)や荒木一聡副知事(同7人目)ら=2019年5月18日、豊岡市岩井

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、但馬空港(兵庫県豊岡市)の4~6月の但馬-大阪(伊丹)路線の利用者数が前年同期比で8割減になったことが分かった。5月上旬から7月16日まで、2往復4便から1往復2便に減便。東京直行便を目標に掲げ、昨年末には滑走路延長構想も持ち上がったばかりだが、地元からは不安の声が上がっている。(石川 翠)

 但馬空港推進協議会によると、近年は東京(羽田)からの乗り継ぎのビジネス客が堅調に伸びるなど、利用者数が年々増加。旧型機よりも12席増えた48席の新型機が就航した2018年度は、降雪が少なかったことも奏功し、利用者数が4万2220人と初の4万人台に達した。

 19年度も1月までは前年度を上回る勢いで、東京乗り継ぎは1万4233人(前年度比325人増)と過去最高。利用者数は4万559人(同1661人減)と2年連続4万人を突破した。

 しかし3月から感染症の影響が大きくなり、緊急事態宣言が出された4月は前年比82%減の627人(前年同月3440人)、5月は91%減の366人(同4054人)、6月は75%減の828人(同3274人)。東京乗り継ぎは4月は150人、5月は107人、6月は246人だった。

 運航している日本エアコミューターは、感染拡大防止と利用者減少により、多くの路線で減便。但馬-大阪も5月7日から午後の便を欠航している。

 昨年12月には井戸敏三知事が、滑走路(1200メートル)を延長する方針を示した。ジェット機が就航可能な2千メートル級に延ばし、東京直行便やアジアへの国際便就航、格安航空会社(LCC)の誘致も視野に入れ、今年1月に有識者や地元代表者らでつくる懇話会を設置。年内に機能強化の内容を検討するとしていたが、6月の県議会では感染症の県財政への影響を懸念し「計画通り進めるかどうか(対応を検討する事案)の対象」としている。

 同協議会の高柳光昭事務局長は「需要はあり、一度利用したら便利だと実感してもらっている。時機を見ながら、初めて使う地元の人向けのキャンペーンなどで盛り上げたい」と話す。7500円分の運賃助成券(1500円分を5枚)などが抽選で200人に当たるキャンペーンも実施している。

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