新型コロナウイルスの影響から地域経済の回復を図るため、兵庫県宝塚市は10日、市内の小売店や飲食店などで、市が提携するキャッシュレス決済を行った場合に25%分のポイントを還元する事業を9月にも始めることを明らかにした。1人当たり10万円分の決済が上限。期間は1カ月半程度を見込む。
市が委託業者を通じて、キャッシュレス決済事業者と提携。その決済方法を導入した店舗で商品などを買うと、25%のポイントが付く。1会計で決済額の上限は2万円。対応する決済方法の種類や対象となる店の規模、対象業種は今後詰めるが、8月上旬にも参加店舗向けの説明会などを開き、市内千店舗で利用できることを目標とする。
計約2億900万円の事業費には、国からの新型コロナウイルス感染症対応の臨時交付金を充てる。13日開会の市議会臨時会に関連議案を提出する。予算を超えた需要があると市の持ち出しになるという。市の担当者は「コロナの影響で売り上げが落ち込んだ地域経済のため、(25%という)強気の設定にした」としている。(大盛周平)
 
       
					 2020/7/11 06:50
2020/7/11 06:50

 
											



 

 
 
 
 





