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 新型コロナウイルス感染対策として臨時休校が続いた影響で1学期が2カ月程度短くなり、兵庫県内で少なくとも神戸、西宮、加古川市の市立小中学校が1学期末での児童生徒の通知表で成績評価を取りやめ、夏休み後の9月以降に遅らせることが分かった。また、猪名川町は急きょ、町内の全3中学校で前期と後期の2学期制を導入することを決定。始業式や終業式を減らして授業時間の確保に努める。

 県内の大半の公立学校園はコロナ対策で前年度から春休みを挟んで約3カ月間休校した。政府の緊急事態宣言が解除された後の6月1日に授業が再開されたが、多くの市町が1学期の成績評価の在り方を検討している。

 神戸市の小中学校は1年に必要な授業時間の約2割が失われた。本年度、市立小学校の1学期は7月22日まで、中学校は同31日までだが本来の半分程度の授業しかできないため、市教育委員会は通知表での評価を断念。12月下旬の2学期末に1、2学期を合わせた成績を反映させることに決めた。

 ただ、高校受験を控える中学3年生は、9月末をめどに各教科の成績を生徒や保護者に伝える方針。ほかの学年の児童生徒も7~9月の保護者面談で、担任教員が授業の理解度などを伝える。市教委の担当者は「通知表は渡さないが定期試験はある。学習状況を把握し、遅れをカバーしたい」としている。

 西宮、加古川市も小中学生とも通知表を配布しない。一方、芦屋、加西市は小学校で1学期末の成績評価をせず、10月末までに評価。芦屋市は中学校は例年通り学期ごとに通知表を渡すが、1学期は1、2年生は5教科の評価に限り、受験に臨む3年生は全9教科を対象とする。

 猪名川町は、中学校3校に前後期の2学期制を導入。前期は10月末まで、後期は11月以降とし、成績評価も2回とする。同町教委は「成績付けを1回省くことで先生が授業に専念できる」という利点も強調する。(井上 駿、斉藤絵美)

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