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被災者に現状を尋ねる「ひょうごボランタリープラザ」の高橋守雄所長(右)=15日午後、熊本県人吉市新町
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被災者に現状を尋ねる「ひょうごボランタリープラザ」の高橋守雄所長(右)=15日午後、熊本県人吉市新町

 記録的な豪雨で甚大な浸水被害が出た熊本県南部に15日、神戸市中央区の「ひょうごボランタリープラザ」の職員が現地調査に入った。新型コロナウイルス感染の懸念が拭えない現状から、同県は災害ボランティアの受け入れを県内在住者に限っており、被災者が泥の除去や家財を運び出す作業に奔走する姿が目立つ。

 同プラザ職員3人はボランティアのニーズなどを調査するため、熊本県人吉市と八代市を訪れた。

 球磨川の氾濫で市街地の広域が浸水した人吉市では、災害ボランティアセンターを10日に開設。この日は県内から246人が駆け付け、家屋20軒の片付けなどに従事した。ただ、センターを運営する同市社会福祉協議会に寄せられた支援要請は約400件に上り、ニーズに応え切れていない。

 同市の男性(87)が球磨川近くで営む書道具店は1階の天井近くまで浸水した。「ボランティアをお願いしたが、誰も来てくれない。人を雇って泥出しをした」と語った。

 また八代市の坂本地区は高齢化率が57%超に上り、力仕事を担える人手が少ないという。同プラザの高橋守雄所長(72)は同市に対し、7月下旬の4連休に広く人手を募る必要性を訴えたが、面会した田中浩二副市長は「市だけで判断できない。県と相談したい」と悩ましげに答えた。

 高橋所長は「コロナ禍での災害対応の難しさを実感した。被災者支援とコロナ対策が両立できるよう、関係機関への働きかけを続けたい」と話していた。(金 旻革)

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