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白樫政孝さん
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白樫政孝さん
平井誠一さん
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平井誠一さん

 新型コロナ危機で減産に追い込まれている最高峰の酒米、山田錦の日本酒を飲んで応援するオンラインセミナー「第2回山田錦の未来を支えるウェビナー」が8月5日午後7時に開講します。テーマは「地球に優しい日本酒たち 剣菱&自然低温のビンテージ酒『岳』」。クラウドファンディング「エールファンド」を活用して神戸新聞社が企画しました。

 兵庫の山田錦は日本各地500以上の酒蔵が使っていますが、宴席自粛などで純米酒や吟醸酒の消費が激減。来年はさらなる減産が懸念されています。

 日本酒業界では醸造した酒をすぐ出荷する「フレッシュローテーション」という流れが止まり、タンクの新酒が搾れず、在庫を抱えた蔵も少なくありません。

 ウェビナーでは、こうした業界の現状を受け、日本酒の魅力の一つである貯蔵の世界に光を当てます。

 「剣菱」(神戸市)社長の白樫政孝さんに、常温貯蔵でまろやかで力強い味わいが生まれるまでの道筋について語ってもらいます。姫路市の酒販店、エルデベルグ平井社長の平井誠一さんには、旧生野銀山の気温12度の自然貯蔵ビンテージ酒「岳」の世界をお話いただきます。また、山田錦特A地区である加東市東条地域の生産者、平川嘉一郎さんに、東条産山田錦の魅力を紹介してもらいます。

 参加希望の方は、「ウェビナー参加と剣菱灘の生一本、オリジナルお猪口」(5千5百円)、「ウェビナー参加と純米吟醸『岳』、オリジナルお猪口」(8千円)などの各セットを購入してください。当日は、登壇者の話を聞いた後、一緒に山田錦の日本酒で乾杯し、チャットでの質疑応答などで交流します。

 山田錦の日本酒を扱う料理店の支援も目的で、販売商品には食事券もあります。詳しくはエールファンドのホームページへ。

 

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