兵庫県太子町長選が19日、投開票される。元町長の北川嘉明氏(67)、新人で元町議の福井輝昭氏(69)、現職の服部千秋氏(60)がいずれも無所属で立候補し、三つどもえの戦いとなっている。
北川氏は「町職員の早期退職が多く、役場に覇気がない」と現職を批判。福井氏もトップ交代を訴え「(当選すれば)町長室を開放する」と主張する。服部氏は「中学生までの通院医療費無償化」などの成果を挙げ、町政継続を訴える。
太子町は県内41市町で最も15歳未満の比率が高い一方、推計人口は微減傾向にあり、各候補者は子育て支援や産業活性化を巡っても論戦を交わしている。
開票は19日午後9時15分から、町立文化会館「あすかホール」で行われる。結果の確定は午後11時ごろの見通し。(直江 純)
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