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福士蒼汰さん(関西テレビ提供)
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福士蒼汰さん(関西テレビ提供)

 兵庫県警を舞台にしたサスペンスドラマ「DIVER-特殊潜入班-」が9月、関西テレビ系で放送される。素性を明かさず、水面下での捜査に活躍する潜入捜査官がテーマ。主演は人気俳優の福士蒼汰さんが務める。港街を舞台に、地元県警所属との設定で、正義と悪が入り交じる捜査官の葛藤を熱演する。(金井恒幸)

 今年、関西テレビは兵庫、大阪、京都を舞台にしたドラマを積極的に制作。6月からの火曜夜は、神戸出身の推理作家・横溝正史が原作の「探偵・由利麟太郎」(全5回)を放送した。神戸でもロケを行い、神戸市指定有形文化財の旧乾邸(同市東灘区)などが登場した。

 今回は、集英社のコミック雑誌「グランドジャンプ」で連載している人気漫画「DIVER(ダイバー)-組対潜入班-」(大沢俊太郎作)が原作。ロケ地は神戸をはじめ大阪など全て関西で予定する。カーチェイスやアクションが見どころだ。

 神戸を舞台に選んだ理由について、関西テレビ編成局の担当者は「レトロで味のある建築が多く、おしゃれな街並みが特徴。ハードボイルドで、疾走感あふれる刑事ドラマには合っていると考えた」と説明する。

 物語は急増する犯罪組織に対抗するため、兵庫県警に潜入捜査チーム(D班)が秘密裏につくられたとの設定。メンバーは悪の組織に潜入する「ダイバー」と呼ばれる。その一人で、「最強の潜入官」が福士さん演じる黒沢兵悟。10代のころは不良だったが、高い知能や身体能力を認められD班の一員に。犯人逮捕のためには仲間をもだます。時には善人の顔、時には情けない姿をさらしながら悪に近づき駆逐する-という粗筋だ。

 福士さんは「黒沢は一見悪に見えるが、必ず悪を倒すという信念がある。人間の常識や建前を覆していく男」と役作りに挑む。

 9月から毎週火曜夜9時(全5回)に全国放映される。

 

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