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入り口で手指をアルコール消毒し、検温に応じる宿泊客ら=22日午後、神戸市北区有馬町、欽山(撮影・吉田敦史)
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入り口で手指をアルコール消毒し、検温に応じる宿泊客ら=22日午後、神戸市北区有馬町、欽山(撮影・吉田敦史)
ロビーでの混雑を避け、宿泊部屋とは違う別室でチェックインする利用客=22日午後、神戸市北区有馬町、欽山(撮影・吉田敦史)
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ロビーでの混雑を避け、宿泊部屋とは違う別室でチェックインする利用客=22日午後、神戸市北区有馬町、欽山(撮影・吉田敦史)

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」が22日、東京都を除く46道府県で始まった。複雑な制度への期待と不安が相半ばする中、兵庫県内の宿泊施設も割引を期待して訪れた宿泊客らを迎えた。

 神戸市北区の有馬温泉の旅館「欽山(きんざん)」には午後2時すぎ、数組の宿泊客が到着した。入り口でのアルコール消毒と検温。ロビーの混雑を避け、客室でチェックインを行った。

 「Go Toの開始に合わせて予約した」と大阪府八尾市の女性(71)。元同僚と訪れ、「ホームページで感染対策を確認してこの旅館を選んだ。旅行中は手の消毒やマスクを欠かさずする」と気を引き締めた。

 同旅館は、エレベーターの行き先階ボタンや客室の扉の取っ手に抗菌性フィルムを張るなど対策を徹底する。今月10日にGo Toの日程が発表された後、1日に入る予約数はそれまでの1~2割増。小山嘉昭社長(52)は「事業はありがたいが、問い合わせに『割引の対象になる』と明言できず困っている」という。

 「相当な感染防止策をしているので大丈夫だと言いたい。もう少し制度を固めてからスタートさせてほしかった」と話した。(中村有沙)

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