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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 兵庫県立西宮病院(西宮市)は29日、所属する50代の女性看護補助者=尼崎市在住=と、20代の女性看護師=大阪市在住=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2人の行動などを確認した結果、院内感染の可能性はなく、濃厚接触者はいないとして、入院・外来診療は通常通りに実施する。

 同病院によると、2人は同じ病棟で勤務。常時マスクを着用し、手指の消毒などを徹底しており、感染経路は不明という。

 看護補助者は22日まで勤務していた。同日、のどに不快感が生じて23日から発熱が続き、25日にPCR検査を実施して27日に陽性と確定した。軽症という。

 この病棟を巡っては7月中旬に別の疾患で入院し、退院から約10日がたった患者が27日に陽性と確認されたという。

 このため、同病院が病棟に関わる医師や看護師、入院患者ら37人のPCR検査を実施すると、28日に看護師1人の陽性が確定した。無症状という。残る36人は陰性だった。感染者の立ち寄り先の消毒は28日までに済ませた。

 看護補助者は28日に尼崎市が発表した感染者の1人。看護師の感染については後日、管轄する自治体から発表されるため、兵庫県全体の感染者の統計には反映されていないという。

 

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