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音楽出版事業に参入するチキンジョージの児島勝専務(左)とチキンジョージ・パブリッシャーズの谷奥孝司新社長=神戸市中央区下山手通2
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音楽出版事業に参入するチキンジョージの児島勝専務(左)とチキンジョージ・パブリッシャーズの谷奥孝司新社長=神戸市中央区下山手通2

 新型コロナウイルスの影響で厳しい経営が続く老舗ライブハウス「チキンジョージ」(神戸市中央区)が新会社を創設、音楽出版事業に乗り出す。楽曲を使用する放送局、カラオケ店などに著作権の存在を浸透させ、ミュージシャンらの利益を守る事業。楽曲使用料の分配手続き窓口を務め、利益を歌手、作詞家、作曲家らに還元する。店舗のライブ事業と2本柱で神戸発の音楽文化を守っていく。

 チキンジョージは今秋で40周年。神戸出身のシンガー・ソングライター平松愛理(えり)さんら著名歌手の公演を開き、関西のライブハウスをけん引してきた。新型コロナによる長期休業を経て6月からライブを再開。しかし兵庫県のガイドラインなどに沿って、観客数は満席の10%以下と採算ラインを大きく割り込む。

 打開策の一環として新会社「チキンジョージ・パブリッシャーズ」を創設。社長には日本音楽著作権協会(JASRAC)や毎日放送で実務経験豊富な谷奥孝司さん(61)が就任する。

 チキンジョージは広報活動で地元ラジオ、テレビなどと密接に付き合う。その人脈を生かし、関西での活動を強化したいアーティストの楽曲PRを支援し、放送局などが作品を流した場合のJASRACへの報告、利益配当の事務作業を請け負う。動画発信も対象で、楽曲を提供したミュージシャンに新たな収入源を提供できる可能性もある。

 同形態事業はレコード会社、芸能プロダクション系が多く、東京一極集中が目立つ。谷奥社長は「チキンジョージの知名度を生かして、神戸へミュージシャンを呼び込みたい」と話す。チキンジョージの児島勝専務(57)は「40周年を機に新たな一歩にしたい。公演機会が激減したミュージシャンを支援できれば」としている。チキンジョージ・パブリッシャーズTEL078・778・0353

(津谷治英)

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