学童保育を担う兵庫県西宮市立安井留守家庭児童育成センターの指導員の新型コロナウイルス感染に関し、西宮市は11日、新たに別の60代の女性指導員の陽性が判明したと発表した。センターの陽性者は2人目。7日まで常にマスクを着けて勤務し、無症状で感染経路は不明。接触したとみられる児童や指導員ら最大約100人のPCR検査を実施する。
同じ敷地内の市立安井小学校とセンターは9日から臨時休業中。市は13日からの再開を目指してきたが、難しいとの認識を示した。
西宮市によると、センターの50代女性指導員の陽性が8日に判明。市は9日、接触したとみられる児童63人と指導員11人のPCR検査を始め、2人目が分かった。11日午前11時までに計67人を陰性と確認。残る児童らの結果も同日中に判明する見通し。(小林伸哉)
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