兵庫県尼崎市消防局は2日、東消防署常光寺出張所(同市常光寺2)に所属する20代の男性消防隊員=大阪府在住=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。濃厚接触者に当たる同出張所の消防隊員2人を自宅待機とし、PCR検査を実施している。体調不良を訴える同僚はおらず、通常の出動態勢などを維持する。
尼崎市消防局によると、感染した隊員は7月30日朝まで勤務。31日にけん怠感と37・8度の発熱があり、大阪府内の医療機関で検体を採取。8月1日にPCR検査で陽性と確定した。
この隊員は業務中にマスク着用などの感染防止策をとっており、感染経路は不明。発症の2週間前から、市民と直接接触する災害出動などの業務はなかったという。職場や車両の消毒は1日に済ませている。
この隊員の感染については1日に大阪府が発表済みで、兵庫県や尼崎市がまとめる感染者数の累計には含まれないという。
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