兵庫県尼崎市は２日、１０～５０代の男女１２人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同市が発表した１日当たりの感染者数としては過去最多となった。

　同市によると、年代別では、１０代＝１人▽２０代＝６人▽３０代＝３人▽５０代＝２人。容体は１２人全員が軽症という。

　尼崎市によると、２０代の会社員と自営業の男性２人は、同市が７月下旬に感染を発表した２０代男性の濃厚接触者に当たる。大阪府内の飲食店に３人で食事に行っていたという。

　５０代のアルバイトの女性は、感染が発表されている大阪府内の学校に通学する２０代女性と同居。残る同居人３人はＰＣＲ検査の結果、陰性だったという。

　３０代女性は、大阪市内の医療機関に勤務。７月２４日に頭痛などの症状があり、２４日まで勤務していたという。大阪市が勤務内容や医療機関での濃厚接触者の有無などを調べる。

　１０代の女子学生は、宝塚市内の学校に７月２１日まで出席し、２２日から発熱や頭痛などの症状を訴えた。学校ではマスクを着用していたといい、尼崎市が濃厚接触者の有無などを調べる。

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