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トランポリンの間隔を空け、消毒を徹底する従業員ら=神戸市中央区琴ノ緒町1、ユニバーサルジャンピング
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トランポリンの間隔を空け、消毒を徹底する従業員ら=神戸市中央区琴ノ緒町1、ユニバーサルジャンピング
マスクやフェースシールドの着用が求められるヨガ教室=尼崎市南塚口町2、シナジム塚口本店
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マスクやフェースシールドの着用が求められるヨガ教室=尼崎市南塚口町2、シナジム塚口本店

 梅雨が明けて夏本番を迎え、ヨガスタジオやジムなどの屋内スポーツ施設が、運動中のマスク着用の判断に頭を悩ませている。新型コロナウイルス感染症への対応は必要だが、マスクを着けると喉の渇きを感じにくくなるなど、体調への影響も懸念される。コロナ対策と熱中症予防を両立するため、専門家は「飛沫(ひまつ)感染の予防策を徹底していれば、マスクは必須ではないのでは」と指摘する。(田中宏樹)

 口元をマスクやフェースシールドで覆った男女が、あお向けになり静かに目を閉じる。額にはじわりと汗がにじむ。フィットネスジム「シナジム塚口本店」(兵庫県尼崎市南塚口町2)が開くヨガ教室。受講者の間隔は空けられ、窓が開いた部屋の隅で扇風機が回る。

 同ジムはコロナ禍の休業明けから、室内が「密」にならないようにヨガ教室の定員をほぼ半減させた。ヨガやトレーニング機器を使う運動中は、マスクかフェースシールドの着用を求める。

 ほかにも検温や消毒、機器周辺に仕切り板を設けるなどの感染防止策を行う。運営会社の安永周一代表(43)は「マスクをしての運動は呼吸がしにくくなり、利用者に不便をかけて申し訳ない」と声を落とし、「第2波で患者が増える中、対策は徹底するが、正直何が正しいか分からない」と漏らす。

 県内に12店舗ある「コナミスポーツクラブ」(東京)は、室内のトレーニングジムやスタジオでのマスク着用を義務化。兵庫で4店舗を展開する「ルネサンス」(同)も同様の対応を取る。

 一方、予防策を徹底した上で利用者のマスク着用を必須としない施設もある。

 小型のトランポリンを使い運動するジム「ユニバーサルジャンピング」(神戸市中央区)だ。利用者は音楽に合わせて跳びはねるため、重福博道代表(39)は「マスクを着けると酸欠を起こし、頭痛や体が重くなるなどの症状が出てしまうかも」と危惧する。

 そこでマスクを必須とはしない一方、感染を防ぐためトランポリン同士を2メートルほど離し、1回の参加者は最大22人から15人に減らした。レッスン間の休憩を従来より長い45分とし、その間にスタジオやシャワー室などの消毒を入念に行う。

 重福代表は「マスクの判断はすごく悩んだ。こちらから『外していい』とは絶対に言わず、着用する人にも『危険もある』と伝えている」と明かす。

 神戸市は夏の熱中症対策として、屋外でも屋内でも人との距離が2メートル以上確保できる場合、マスクを外すように呼び掛ける。

 同市保健企画担当部長で保健師の山崎初美さんは「運動中のマスクは、めまいや頭痛など軽い熱中症のような症状になる恐れがある。飛沫対策がされていれば外しても問題ない。もしマスクを着けるなら、運動量を減らした上で水分を多めに取るようにしてほしい」と話している。

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