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カエルのお尻から生きたまま脱出することが分かったマメガムシ(杉浦真治神戸大准教授提供)
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カエルのお尻から生きたまま脱出することが分かったマメガムシ(杉浦真治神戸大准教授提供)

 神戸大学大学院農学研究科の杉浦真治准教授が4日、カエルに食べられても、尻から無事に脱出する昆虫を発見したと発表した。水田に生息する小型のマメガムシで、生きたまま消化管を通過。「脱出するため、体内から刺激して排便を促している可能性がある」とする。(井川朋宏)

 カエル類は歯がなく昆虫などの獲物は丸のみする。杉浦准教授はこれまでの研究で、さまざまな陸生や水生の昆虫をカエル類に与え、逃避、防衛行動を調査してきた。

 その結果、体長5ミリ程度のマメガムシ15匹中14匹(93%)は、トノサマガエルに飲み込まれても、尻(総排出腔(こう))から生きて脱出。同じガムシ科の昆虫でも、別の種類だと13匹の全てが死んで排出されたという。

 他の餌では、飲み込んで尻から排出するまでに平均約50時間を要したという。だが、マメガムシはわずか同1・6時間(0・1~3・5時間)だった。さらに、ニホンアマガエルやヌマガエルなど4種類のカエルからも、ほとんどが生きて脱出した。

 昆虫は捕食されないよう逃避、防衛行動をとるとされる。だが、近年は捕食された後に脱出する行動が見つかっていた。消化管を通過して短時間で積極的に脱出する行動は、これまで知られていなかったという。

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