兵庫県明石市は４日、いずれも市内在住で、１０代の男性会社員１人と２０代会社員の男女２人の計３人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症で、市内の医療機関に入院している。

　市によると、１０代の男性は姫路市内の会社に勤務し、同市で１日に感染が判明した明石市在住の１０代会社員男性の同僚という。

　１日に３８度台の発熱とけん怠感があり、２日に感染者の濃厚接触者として明石市内の帰国者・接触者外来でＰＣＲ検査を受け、翌３日に陽性を確認。同居人はいないという。

　２０代女性は大阪市内の会社で販売員として勤務。７月３０日にせき、８月１日になって嗅覚障害などが現れたため、明石市内の医療機関を受診。ＰＣＲ検査の結果、３日に陽性が判明した。市は同居する家族を濃厚接触者として調べている。

　２０代男性は明石市内の会社に勤務。７月３０日に３９度台の発熱、味覚や嗅覚の異常などがあり、８月２日に市内の帰国者・接触者外来を受診。ＰＣＲ検査で翌３日に陽性が確認された。同居人については非公表。（小西隆久）

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