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間隔を空けて座った参列者の前で、追悼の思いを述べる遺族代表の柿原啓志さん(左)=4日午後、神戸市中央区、県公館(撮影・辰巳直之)
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間隔を空けて座った参列者の前で、追悼の思いを述べる遺族代表の柿原啓志さん(左)=4日午後、神戸市中央区、県公館(撮影・辰巳直之)

 75回目の「終戦の日」となる15日を前に、太平洋戦争の犠牲者を悼む「兵庫県戦没者追悼式」が4日、神戸市中央区の県公館であった。今回は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、通常より少ない遺族ら約180人が参列し、平和への思いを新たにした。

 県によると、県内の戦没者は一般市民や軍人軍属者ら11万人を数える。

 県の追悼式は5年ごとに開催。例年約600人が訪れていたが、今年は感染症対策として、規模を縮小したという。

 遺族らはこの日、マスクを着用し、間隔を空けて着席。黙とうをささげた後、順番に献花した。井戸敏三知事は式辞で、「8割が戦争を知らない世代となったが、私たちが享受している平和は戦没者の犠牲の上に築かれたことを忘れてはならない」と述べた。

 遺族代表で登壇した県遺族会の柿原啓志会長(84)=丹波市=は7歳のとき、中国・湖南省で父を亡くした。「二度と悲惨な歴史を繰り返さぬよう、戦争から学んだ教訓と平和の尊さを次の世代へ伝えていく」と誓った。

 若年世代代表の兵庫県立大4年藤本隆稔さん(21)=神戸市西区=は「戦争を知らない世代が歴史を学び考えることが、先人の思いを後世に残すことにつながる」と語った。(末永陽子)

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