兵庫県は4日、県内の政令市や中核市、阪神エリアの市町と連携し、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目指す「共同メッセージ」を出した。人と人との接触機会が増えるお盆の時期を控え、県民や事業者などへの呼び掛けを強化する。
県は3、4日に保健所を設置する政令・中核市5市、それ以外で感染拡大が目立つ阪神地域6市町の首長らとテレビ会談を実施。感染が再拡大している地域への不要不急の移動自粛や、県の「新型コロナ追跡システム」の活用などによる連携でおおむね一致した。
メッセージでは「神戸・阪神間で感染者の増加が顕著」とし、県と市町が一丸となって2次、3次感染を防ぐことや、感染者発生の情報などを分かりやすく提供することを盛り込んだ。
また、大人数での会食の自粛や感染防止ガイドラインの順守なども掲げ、県民や事業者の協力の重要性を訴えた。(藤井伸哉)
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