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映画「れいこいるか」の一場面
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映画「れいこいるか」の一場面

 阪神・淡路大震災で娘を亡くした夫婦の23年間を描いた映画「れいこいるか」が8日から、元町映画館(神戸市中央区)などで公開される。フィクションだが、被災地の同市長田区の路地裏や酒店などで撮影を重ね、震災25年の節目に完成させた。いまおかしんじ監督(54)は「取り返しのつかない出来事を、長い年月をかけて乗り越えていく人間の姿を見てもらえたら」と語る。

 作中の夫婦は震災で幼い一人娘「れいこ」を亡くし、離婚。妻は別の男性と遍歴を重ねながら葛藤を抱え、虚無感の中で生きる夫は偶発の事件に巻き込まれる。2人は23年をへて、震災前日に家族3人で出掛けた須磨海浜水族園(神戸市須磨区)で再会する-。

 店頭で飲酒できる「角打ち」の酒店や風情ある雑居ビル、老舗旅館など、震災前から残る神戸の下町の風景が登場する。夫役は個性派監督の映画に出演してきた河屋秀俊さん、妻役は関西演劇界で活躍する武田暁(あき)さんが務めた。いまおか監督は「発生直後から、震災をテーマに作品を撮りたいと思っていた。その間、大切な人が亡くなった後に残された人の人生について考えることがあり、流れた年月を描くことに意味があると思った」と話す。

 1時間40分。元町映画館(TEL078・366・2636)は一般1700円。大阪市西区のシネ・ヌーヴォでも同時公開される。(森本尚樹)

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