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芦屋市役所=芦屋市精道町
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芦屋市役所=芦屋市精道町

 兵庫県芦屋市の男性幹部(57)が職員にパワーハラスメントともとれる言動を繰り返したとされる問題で、市幹部らで構成するハラスメント調査委員会は7日、「精神的な攻撃や過大な要求があった」とし、数年にわたる複数の職員に対する男性幹部のパワハラを認定した。同市は同日、この都市建設部の男性技術系職員を停職1カ月の懲戒処分にした。

 この問題を巡っては、昨年8月に職員約10人が市に男性幹部のパワハラ調査を求める「依頼書」を提出したとして、市議が6月の本会議で質問。市は「個別の事案はお答えできない」との答弁に終始していた。

 市は6月29日、副市長をトップに市部長らで構成するハラスメント調査委員会を設置。一方、市議会も同日、市の対応について監査を求める決議を可決した。

 調査委員会の報告書によると、部長級の男性幹部は2018年以降、断続的に職員の1人を精神的に攻撃。「なめてんのか」と激怒し、自身の机を蹴り飛ばしたり、「頭おかしいんちゃうか」と叱責したりした。

 また、他の職員が見ている前で「お前の言うことは信用できん。わしの見てる前で電話せえ」と大声を発したこともあったという。

 さらに特定の課員に対し、17年以降、日常的に過大な業務を要求。午後10時ごろに電話を掛け「明日までにやっておけ」と命令し、時間外勤務を行った職員の申請を却下するなどした。

 男性幹部を巡っては、昨年8月、パワハラを受けていた課の職員8人が時間外勤務の申請を却下されたことに対し、改善を求める「申出書」を人事課へ提出。人事課長は「この内容だけではパワハラに該当しない」と判断し、男性幹部や職員と面談するなどにとどめていたことも判明した。

 報告書は、この対応を「(パワハラに該当するかを調査する)苦情処理委員会を開催するか否かを速やかに判断すべきだった」と指摘。一方でパワハラに該当しないとの判断は、市の指針に照らし「不適切とは言えない」とした。

 伊藤舞市長は記者会見で「結果を重く受け止め、ハラスメントのない風通しのよい職場づくりに取り組んでいく」と話した。(名倉あかり)

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