兵庫県尼崎市教育委員会は14日、市立高校に勤務する50代の男性教員=大阪府在住=と50代の女性教員=神戸市在住=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
市教委によると、50代女性は市立尼崎双星高校勤務で、同校の教員では2人目。7日からのどの痛みがあり、9日に味覚と嗅覚異常も発症。13日に陽性が確定した。7日に感染が発表された同校の50代の男性教員とは接触がなかったという。
一方、50代男性は市立尼崎高校の教員で、同校では初めての感染者となる。11日に37・6度の発熱や頭痛を訴え、14日にPCR検査で陽性が判明した。
2人の濃厚接触者は確認されていないという。両校は23日まで夏休み期間だが、尼崎双星高は既に部活動などを中止している。市尼崎高は、15日から補習や部活動を予定通り再開するという。(風斗雅博)